青山OL期間が ~6月30日 になりました
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最初は桃ちゃんのことを考えていたのだが途中から紫が出しゃばってこうなった
ほんとうは今日の仕事が終わっていないのでそちらをやるべきだが
飽きたので小説を書くんだ私は今日小説を書く\(^o^)/
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【愛する人は思い出でできているので迂闊に彼の思い出に嫉妬もできない】
ほんとうは今日の仕事が終わっていないのでそちらをやるべきだが
飽きたので小説を書くんだ私は今日小説を書く\(^o^)/
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【愛する人は思い出でできているので迂闊に彼の思い出に嫉妬もできない】
顎から喉元、鎖骨
首の周りに引っかかる銀の、
「いつもつけてる」
紫原は指をゆっくりと閉じる
小指から徐に、徐に
小さなリングは大きな掌に
やがて包み隠されて
紫原は力をこめた
当たり前であるが
小さなリングは紫原の力に屈せずに
そのままの形を留める
静かに掌を開くと小気味の悪い、薄い光をたたえたリングが姿を現した
少し年季の入った、鈍った銀のリング
「うん、思い出の品だからね」
「大切?」
「そう、大切」
「ふうん」
紫原は興味を失った野良猫のように
リングからも氷室からも手を離した
ふ、と顔をそむける
大きな背中を少し丸めて壁にもたれかかった
「妬いてる?」
リングに?
火神に?
「妬いてる」
「はずそうか、これ」
「いい。室ちんが室ちんなのはそれがあって、あったからなんでしょ」
「そうだよ」
「じゃあ、いい。外さないで」
氷室は紫原が無性に愛しくなって悲しくなって少し笑った
「俺はね、敦のそういう不思議な優しさが好き」
どういう理屈でものを考えているのだか
理解することはきっとないのだろう、予測することはできても、きっと
そんな紫原が氷室にとっては、恐ろしい
いつか知らぬ間に傷つけて、いつか意図せずに傷つけられて
そうやって壊れてしまいそうな不透明なパンドラの箱
「俺は室ちんの、すぐ笑うところが、嫌い」
「嫌い、なの?」
「うん。俺のわがままを笑って受け入れるの、嘘みたいに見えるよ」
氷室は笑った
「そういう切り返しする敦が好きだよ」
「それが嘘じゃないのは知ってる」
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